これは私が夢の中で恐怖と罪悪感に対峙し、統合していく物語です。とてもリアルで真実だとおもったので、ここに書き記します。
本当に恐ろしい夢を見た
夢の中で、とある夫婦にある寺の前まで送ってもらった。
気のいい夫婦は「気を付けていくんだよ!」と見送ってくれて、私は石段を登り寺の中に入ろうとしたが、寺の門には濃いシャボンのような膜が張ってあって、普通には入れなかった。私は膜のなかに無理やり体をのめりこまして境内にはいった。まず目に入ったのは、小さいお堂に若い女性がだらんとぶら下げられた禍々しいものだった。
何かの儀式なのかとても嫌な感じがして、そこに呪いが渦巻いているのが分かった。
私はびっくりしてお寺を出ると、彼氏が「よくないものが追いかけてきた」といって怯えていた。ずーんと重い空気が圧し掛かってきて、辺りが薄暗くなってきた。
とてつもない恐怖とともに私は気づいた「はっはーん、お試しですね?」と。(なんだコイツw)そう気づくと同時に急に夢から覚醒したが、金縛りのように体が動かなかった。部屋中に重い闇と恐怖が満ちるのを感じて、怖くて動けなかったのだ。
恐ろしいなにかがいる!怖い…!
※私の家は築60年の年代物マンションで、私の部屋だけ禍々しいものを感じる時があります。
恐ろしいモノと対峙したとき、どうすればいいのか
その者も含めたすべてが癒され、救われるように祈ればいい!
魂から答えがやってきたので、私はとっさに祈りました「この宇宙・そして地球の全ての魂が癒され、許されますように。発展していきますように」
それでも恐ろしいものが私を見ていて、本当に怖かったし、恐ろしかった。
それでも祈りました。それ以外を考えないほどに祈りに集中しました。
全宇宙の為に、恐ろしい恐怖の存在の為に、魂が救われるようにと。
すると、また意識は夢の中に落ちていったようでした。
根源の恐怖が姿を現しました。
根源の恐怖は、少女の姿をしていて、泣き叫び、恐ろしさと苦悩で顔を歪ませて絶叫していました。自身が恐怖に飲まれながら、恐怖のエネルギーをまき散らしている、そんな存在でした。
映画のキャリーみたいなイメージ。
私は彼女を救わなければならないと思いました。でも怖くて手を差し伸べることができませんでした。それぐらい恐怖のエネルギーが強かったのです。
私も恐怖に飲まれ恐れて逃げたくなりましたが、たくさんの天使たちや上位の存在達を思い出しました。
「彼らも私たちを恐怖から救おうとするとき、怖かったのかもしれない」
「それでも助けようとしてくれたのかもしれない」
それならば、彼らが私を助けてくれるように、私もこの子を助けないといけない!そう腹をくくった時、またサポートが入りました。
恐ろしい存在達と戦う必要はない。
気付かせてくれてありがとうと、感謝すればいいんだ。
私は根源の恐怖への恐ろしさを「気づきの感謝」に変えて、全ての魂が救われるように、進化するようにと祈り続けました。
そして、恐ろしさをまき散らす彼女に伝えました。
「あなたの恐怖を一旦すべて私にあずけていいから、一緒に浄化の光のもとへいって、また私とひとつになりましょう」
本当は怖かった、でもそうしてあげないといけないと思ったので、彼女の恐怖を預かって、ようやく手をとることができた。
私たちは大いなる光に溶けて行って、また元の場所に戻って、やがて一つになりました。
私はそこで「根源の恐怖」の真実を知ってしまった。
根源の恐怖の正体は、私が想うこの世界の恐ろしいもの全て(他人への恐怖・嫉妬、怒り、憎しみ、恨みなど負の感情や影響)を押し付けて蓋をして、見ぬふりをしていた心の一角でした。
彼女は、ただひたすらその恐怖を感じていたのです。
押し付けられた恐怖しかない世界で一人、どうすることもできずに恐ろしさを感じながら、助けて欲しい、気付いてほしいと泣き叫び、気付いてくれない悲しみを怒りとして私の現実に影響を与えていたというのです。
「ずっと、気づいて助けてほしかった、本当に怖かった」そういって、彼女は私の中に溶けていきました。
そして、もう一つの真実として、彼女は自分の過去であり、過去世であり、今より低い次元の自分自身でもあったようです。
また、全ての魂の癒しと進化を祈ることは、自分自身を救済することだったのです。
ずっと気づかなくてごめん。全ての魂の恐怖が癒されますように。
さらに根源の恐怖の底の底にあったのは…
そこで私が疑問に思ったのは、なぜこんなにも強烈な恐怖が心に溜まっていたのか、何に反応すればこんなに恐ろしいものができるのかということです。
そこで私は「根源の恐怖」の底を開けることにしました。
そこに満ちていたのは「罪悪感」だった。
- 自分は許されない・私はアイツを許さない
- 私は悪くない・アイツが悪い
- 私を責めないで欲しい・アイツに責任を負わせてやる
- 私は罪を背負った・アイツのせいで
そこには闇が苦しんでいました。つまり、私の中の宇宙のルシファーがそこにいたのです。
ルシファーは、神や大勢の天使に責められ、許されず、恥ずかしさと悲しさで憎しみを作り、そして罪悪感としてすべての負の感情を引き寄せていました。
でも、神は彼を憎んでいないし、許しているし、すべて手放して自由になってほしいと言っていましたが、彼がそれを受け入れたくないようでした。
私には意地っ張りなその気持ちがよくわかるから、「罪悪感を私に預けてもいいから、私と一つになりませんか?」と伝えました。
彼は顔を上げて「許されない・許さない」と言ったけど、「あなたは私の宇宙の存在だから、あなたは許されています。みんなあなたを思っているし、救われて癒されて欲しいと思っている」と伝えました。
私は分かっていた。彼は私の中の存在だからもう分かっているんだってことを。
そして私は彼の手を取って光に戻り、そして彼を思って一つになりました。
因みにルシファーが解放され昇天するとき、緑色の龍の姿をしていました。
私の世界の水を浄化して、川をきれいにすると約束してくれました(^^)ありがとうございます。
夢のあと
朦朧とした意識から完全に覚醒したとき、もう夜が明けてた。
部屋中に満ちていた恐怖は、もうなかった。
空気は澄んで、心は強く満ちていた。
自分が創造主であると確信をもっていた。
金縛りも解けて、体をゆっくりと起こして、ゆっくりと万能感の余韻を感じていた。
いかがでしたか?
前半はかなり怖かったです!さすが恐怖のエネルギー!これ以上感想を述べるより、魂から重要なメッセージが来たのでここで締めさせていただきたいと思います。
どうか恐怖を跳ねのけないでください、のけ者にしないでください。
恐怖の存在が癒されて魂が進化し救われるように祈ってください。
その存在は、低次元に存在するあなた自身なのです。
この宇宙の全ての魂が癒され、救われ、発展し、進化していきますように。
ちなみに、根源の恐怖が私に与えていた影響はこちら
ちゃんと言葉で降りてきてました(^^;)