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【映画】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(感想)

アマプラ解禁されたので、やっと見れました〜!

感想:エグいというかおぞましい、あと親父がイケメン。

親父の顔は鬼太郎まんまだけど長身のスラッとした体系が妙に清潔感あって、女子はこういう男好きだよな〜と思いました笑

あとは声優さんの影響も大きくて、若々しいけど若者ではないというか親父の年齢不詳な感じと絶妙にマッチしてました。

 

ストーリーの見どころ

ストーリー展開は、目玉になる前の親父と銀行マン水木のコンビで、大手製薬会社の富の源泉である血液製剤「M」の謎を追うというもの。

二人で共闘しながら謎を解きあかし、鬼太郎出生まで繋がっていきます。

かなり陰鬱な話ですが、鬼太郎の一族である幽霊族の秘密や目玉の親父と鬼太郎の母親の関係など、本編では詳しく語られなかった(多分)ことも知れて面白かったです。

 

世界観は昭和×村ホラー

世界観は戦後日本が舞台で、もろ横溝正史犬神家の一族

昔、横溝正史にハマって色々読んでましたが、昭和初期の田舎のヤバい風習って不気味さが凄くてミステリー好きには堪らない設定ですね。

ストーリーの根幹としては戦後の日本の混乱や銭ゲバ成金への嫌悪、土俗的な田舎の風習への抑圧的な恨み、そういう因果が描かれていました。

 

封建主義へのアンチテーゼ

もう一人の主人公である水木はかなりの野心家です。そのモチベーションの源泉は戦争への嫌悪に見えて、実際は反戦意識ではなく「なんでこんな奴らの言う事聞かないといけないんだよ!」っていう封建主義への反発です。

だからこそ、「金さえあれば、権力があれば、こんな奴らと関わらずに自由に生きていけるんだ」っていう自由への渇望が水木にはあったようです。

 

ホラー要素としての評価

心霊的な怖さと言うより、サスペンス要素強めのおぞましさのが強かったです。

近親相○的な表現もあるので、手塚先生の「あやこ」とかあの辺の気持ち悪さが大丈夫な人は見れると思います(^^;)

胸くそ要素も強めなので人を選ぶ作品だと思いました。

 

昭和初期×田舎の村×ホラーサスペンスが好きな人におすすめの作品

ゲゲゲの謎の元ネタは「犬神家の一族」ですね。

個人的には2006年版がおすすめ!小説版も意外と読みやすいです!

 

八つ墓村」も横溝正史の人気作。あらゆる漫画や映画にオマージュされており、私は金田一少年の事件簿で知りましたw

 

悪魔の手毬唄」は小説版しか読んだことないので、映画版も見てみようかな。小説版はアンリミテッド対象です。

 

ひぐらしのなく頃に」も昭和(後半)×村×ホラーの鉄板要素満載。
私はヤンデレ苦手なんですが、こちらも人気作品ですね。

 

バリバリの心霊系が好きな人にオススメ

残穢」は呪い系の中でめちゃくちゃ怖かった。クオリティ高すぎる。

「怪怪怪怪物!」これはバイオレンス系。映像スゴかった。

怪怪怪怪物!(字幕版)

怪怪怪怪物!(字幕版)

  • トン・ユィカイ
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後半二つはめちゃくちゃ怖くて、もう見たくない(^^;)

 

 

ではでは~
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