感覚をつかむ、みがく Selpit(セルピット)

自分が感じたこと・色んなことを研究するブログ

不出来で恥知らずな人生ほど愛おしい

メメントモリ死の逆算

眠る前に「あっという間に今年も終わるが、今年一印象に残ることって何だっけ?」と思い返してみたが色々ありすぎて分からなくなったので、今日死ぬとして、私の人生どんなだっただろうと思い返してみた。

所謂、みんなと同じには出来なかったけど、大きくレールから外れることもない、凡人の人生だった。

 

高校生活は死ぬほど面白くなかった。

必ず受かると言われた県立の普通校に行って、リア充ともオタクとも分かり合えず、大きな失敗はないが面白くも何とない、何も得るものがない日常。時間の無駄。

 

クズみたいに落ちぶれた20代と30代前半

20代は本当に大変だった。

幸せだったのは人生史上一番まともな彼氏と付き合ってた20〜22歳の2年間だけ。

あとはめちゃくちゃ。

惨めさにまみれてやってられないことばっかりで、恋愛もめちゃくちゃで、親に言ったら悲しませる様なことばかりしてた。

この時代は仕事も恋愛も生きることすら大変だった。

必死に隠してたけど、周りは気づかないフリをしてたか、全く興味ないのどちらかで、自分だけがバレてないかと焦ってた。

メンヘラ期真っ只中。

思い返すのも痛々しい。

 

しかし!

死ぬ間際に思い返すなら、この時代が一番印象的で鮮やかに思う。

恥をかかない代わりに、何もしなかった人生より、ガムシャラに答えを探して、ダサくて、カッコ悪くてもチャレンジして、恥知らずに生きていた時の方が面白かった、よくやった、えらかったって思う。あの時の自分が一番愛しい。

 

もし、あの時の自分に言えることがあるなら、「どうすればいいんだ?」から「どうありたいのか、何を出来る様になりたいのか」、「何が正解なんだ?」から「自分は何がしっくりくるのか」というふうに、自分に問い続けること、答えを追い求めることを、周りからの評価の為じゃなく、自分主軸の問いに置き換えてみて欲しい。

 

その答えは直ぐにやってこないけど、がむしゃらに生きて答えを探しているうちに「ああ、そういうことだったのか」と納得感をもって分かる時がくる。

10年掛かったけど、あの時答えを探して問い続けた答えはやってきている。

だから問うことを辞めちゃいけない。

やってみることを恐れることは勿体無い。

 

今は、こんなことを思い返す時間があるほど暇なおばさんです笑(これはこれで幸せ)