感覚をつかむ、みがく Selpit(セルピット)

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①夢が具体的に実現していく「大人のウィッシュリスト」を作ってみよう

2023年を幸せに生きるウィッシュリスト作成方法

ウィッシュリストとは

wish(願い事)を、箇条書きのリスト化したものです。「やりたいことリスト」「夢リスト」などとも言われています。手帳・ノート好きならすでに実行されている方も多いのではないでしょうか。

 

ウィッシュリストを作るメリット

ウィッシュリストを作るメリットとしては、漠然としたイメージを具体的な言葉に落とし込むことで、願いや目標を明確にできます。

実際に願いを文字として書き出すことで、実現性が増すという結果がハーバード大学の調査で出ているそうです。

 

ウィッシュリストって100個も書く意味あるの?

ウィッシュリストはなるべく多く書き出すことによって、諦めて忘れていたり、無意識化で眠っていた願いが掘り起こされ、本当の願いに気づくことが可能になるそうです。

コピーライターの中畑貴志さんの本で「最初はかっこつけたり、誰かの真似をしたりして、ネタも尽きたころに引きずり出したコピーにこそ、その人の魂が宿る」という一説がありましたが、商業ライターでもないのに、そこまでして自分の願いを引きずり出すというのも、なかなかの苦行(^^;)

 

【魂のコピーを引きずり足したい方に】

超有名コピーライターさんの本なので、フルさを感じさせず当然のごとく面白くて読みやすい。広告や企画提案の仕事をされてる方には納得の嵐!現場のモヤモヤを小気味よく言語化されているのでニヤニヤしながら読めますよ(*´艸`)

課題ありきで考える不器用な大人世代にはハードル高い

普段からやってみたい事や、行ってみたい場所がたくさんあって、毎日ワクワクしている人はサラサラ~と一気に書けちゃうもんですが、常識や人間関係で我慢することが多い30代以降の方々は、中々書けないもんではないでしょうか。

書き方のコツとして

  • 遠慮せずに、恥ずかしがらずに書く
  • 実現するかどうかは気にしない
  • 抽象的な表現でも気にしない

などがありまして、「これなら出来そう!」と思ってやってみたのですが、10個以降は苦行のようになりました…。

自由に遠慮せずに100個書くって、一見簡単そうですが、効率悪いし、くそ忙しい社会人には不向きです。

 

大人のウィッシュリストの書き方

夢いっぱいで生きていた若いころと違い、体力も人間関係も省エネモードの大人世代には、もっと現実的かつ具体的に取り組める、「大人のウィッシュリストを作ってみるのがおすすめです。夢を忘れた大人でも楽しく(難なく)取り組めと思います。

 

① 今年一年のふりかえりから始めよう!

  1. 出来たこと(実際に達成したこと)

  2. 出来なかったこと(未着手・未達成・課題)

  3. 良かったこと(嬉しかったこと、楽しかったこと、やって良かった有益だったこと、1と重複してOK)

  4. 悪かったこと(辛かったこと、後悔してること)

  5. 何がその原因となったか

 

② 課題の深堀りから、隠れた本質的願望を探る!

  • 今後の人生で、二度とやりたくない事

  • 今年一番、又は今までの人生で一番ムカついたこと、辛かったこと、など

  • 二度とやらない為になにができるか?

  • 行動やマインドの反省を目標に昇華させる
  • 現状、気に入っていない事、改善したいこと

  • 一旦は思いっきり不平不満を書いて、それを反転させると願いになる。
  • より良い人生になるにはどうすればいいと思うか

  • 引っ越ししたいなど、自由に気軽に書く

  • 2023欲しいもの、手に入れたいもの
  • すでに手に入ったもの、手に入ってないもの、新たに欲しくなったもの、と分けて考えると出てきやすい

 

このように、今年一年の振り返りから願いを抽出することによって、自分が何ができて、何を課題として持っているかがわかります。

だから、「出来るようになりたい」とか、「絶対にやりたくないことをしなくていいようにこうなりたい」とか、現実的かつ具体的な強めの望みが明確になり、さらには実行可能な行動プランまで落とし込むことが可能です。

そこで自分の願いの足掛かりになってくれるのが、一見ネガティブな出来事だったりします。ネガティブな出来事があるから、改善したい事、達成したこと、課題、また純粋な願いなどがでてきてくれるんですよね。

ここまでできたら、自分に合った指標をつくって、ウィッシュリストに落とし込みます

 

ウィッシュリストに落とし込み

基本的には、①②を振り返って出てくる願いを書く(連想していくとやりやすい)

 

数値化できる具体的目標

  • 事業で年収〇〇〇達成、など
  • ダイエットの目標や、会社での数値目標や、給与目標でもいいですね

行動プラン

  • 1月:毎日15min運動する
  • 2月:毎日30min運動する
    ※月ごとに区切ると達成しやすい

在り方・マインド・思考

  • 決心したこと、自分の認知や幼い考えを正すための指標など
    すぐ感情的になってしまうから、事実と感情分けて考える癖をつけるなど

学び(勉強したいこと・できるようになりたいこと)

  • 目標に対して勉強したい項目や、読みたい本などのリストなど
  • 心理学の本を5冊読む
  • 読んだ本をブログでまとめる、など

願いごと(自由な願い)

  • ①②から連想していくとやりやすい
  • 又は、急がないけど、大きな目標や夢など
    引っ越しや旅行など、ここぐらい自由にドリーミーに書いてみると楽しい!
  • その他、美容や恋愛、趣味など、大事にしたい項目を追加していく


願い事を突然100個書き出すのは苦行ですが、事実としてあったことなら、文章力や想像力がなくても書けますよね。

因みに100個も書かなくてもいいですが、事実ベースで書き出せば簡単に50個ぐらい出てきますよ。

③の落とし込み段階は一気に書かなくても、思いついたタイミングで書き足していくと、100個とかすぐに書き出せると思います。

 

ウイッシュリストの使い方

ある程度書き出せたら、毎日見直して達成出来たことはチェックを入れていきます。

達成出来ないことは「どうすれば達成できるか」と考えてみて、出てきたアイデアを書き足していくと良いです。

または、「それって本当に大事なこと?そもそも何のためにやるんだっけ?」と、再確認するのも大切だと思います。

他人から影響を受けただけの嘘偽りの願いとか、本当は大事じゃないのに、他人に怒られるから、認められないから、不安だからで「やらなければ!」で出てくることもあると思います。

そういうときは、「自信を持って受け答え出来る自分になりたい」とか、「自分で考えて判断できるようになりたい」とか、またはそういうポジションに就きたいとか、が本質的な願いだったりします。

こういう風に他人軸から自分軸に置き換えていく作業も振り返りで修正していくと、より良い成長に繋がるとおもいますよ^_^

 

 

【余談】アラフォーのイタイ失敗談

かつて私がスピリチュアルにハマって引き寄せ難民をやっていたころは、夢泡沫(うたかた)のような現実味の無いキラキラした誇大妄想気味のリストを作って、「かなわなかった」「意味なかった」とがっかりすることが多くありました。(^^;)

下手に想像力があると、とにかく願いを100個書くというパワープレーは、現実味の無いリストを量産してしまい、振り返ることも無く忘れ去ってしまうという悲しい結末を迎えます。

そうなると馬鹿らしくなって、夢を見ることを諦めてしまうんですよね。

そいう失敗経て、とりあえず夢100個書き出すウィッシュリストというのは私は微妙だな~と思っていました。

また、具体的で数値化できる目標設定ってなんか難しそうだし、経営とかやってる人しかやる意味ないんじゃないの?なんて思ったりもしたんですが、現実をベースにすれば「キラキラしてない目標」を作ることは別に難しくないんですよね。(無謀な数値は付けない方がいいですが…)

 

まとめ

大人のウィッシュリスト講座どうだったでしょうか?

今回の方法で具体的な目標を設定して、達成した目標を一つずつ消していくのは結構楽しいと思うんですよね(^^)

楽しいから何度も見返して、「これはどうすれば達成できるだろう?」って考えるからアイデアがやってきて、またそれが実現していくっていう上向きのスパイラルが起こるのでは!?と思います。

そうなると、達成感と成長を感じられるから自分の願望に対して納得感を得られて、夢は叶うんだ!叶えることが出来るんだ!っていう自信や実感につながると思います!

あとは、なんやかんやで書き出してみると無理めな願いもかなっていたりするものです。

年末年始の時間があるときに今年の振り返りを元に大人のウィッシュリストを作ってみてください(^^)

 

こちらで私が書いた実例を公開しています

hontonokoto.hatenablog.com