どんなに頑張っても認めてもらえない理由
結論:心の闇を抱きしめてやらないから
昔、とある企業に長く勤めていた事があるんですが、私は直属の女上司に目の敵にされていて、精神的モラハラパワハラに日々耐えていたんです。
私も負けず嫌いなもんですから、馬鹿にされたり嫌味を言われたら、それをバネにして頑張り続けていました。
仕事がもっと出来るようになれば報われる、今は仕事が出来ないから嫌われているだけだ!って信じていたんです。
頑張って頑張って、給料が一気に上がって、どんどん結果が出て、仕事がどんどん増えても女上司は私のことが大嫌いみたいでした。
私は我慢の限界がきて、会社を辞めました。
心を病んだ私はインナーチャイルドワークやら、なんやらにハマり、親に暴言を吐くなどのワーク?もやってみました。
結果、少しマシになったかもです。
次に行った会社でも女上司でしたが、頭が良いところが好きだったけど、仕事内容が合わないので辞めることにしました。
次の会社もヤバい女上司に当たりました。
それなりに気を使ったし、仕事も頑張ったが本当にヘドが出るほどのクソ女だった。耐えられなくなって辞めた。
次の会社も諸々あって、仕事を頑張って結果を出した結果、そこの女社長に認めてもらえず、当て付けのようなことをされて、絶望して辞めようと思っている現状。
もう、疲れた。ウンザリごめん。やってられない。
闇が重くのしかかる。これ以上ダークサイドに堕ちたら死んでしまう。
いやだ、もう繰り返したくない!
私は今日を機に、これまでの全ての恨み辛みを手放すことにした。
それなのにアレやこれやと心の中で盛大な思い出大会が開かれてる
主賓である私は中々帰してもらえない。
「あんなこと、こんなことあったよね。許せないよね!苦しいよね!憎いよね!恨み辛みで死にたいよね!?絶対に許しちゃダメだよね!?」
本当にしつこく私を闇に引き留める。
そう、彼ら(闇)は、私のことが大好きなのだ。
ヤンデレ並みに大好きで、こっちを見て欲しくて仕方ない。究極のメンヘラかまってちゃん。
愛して欲しい!認めて欲しい!
こんなに頑張ってるよ!?
ねぇ、こっち見て!
ああ、私だったんだね。
必死に頑張って認めて欲しかった私だったんだね。
冷酷で恩知らずの女上司のしたことは、
私の闇に私がしたこと。
ごめんね。
闇が私を飲み込みたいなら、飲み込めばいい。
私は目を瞑って闇を見た。
「そんなに愛してくれてありがとう。あなたのものになります。」
あんなに邪悪な妄想を掻き立てた闇は、
向き合った途端、静かになって、ほどけていって、溶けていった。
単純な願いだった。
「こっちを見て!」
それだけで、私の中に住う沢山の住人たちは消えていった。
闇は、寂しくて寂しくて、私を求める。
ただそれを受け止めれば良かった。
さて、明日も闇は騒ぐのか、抱きしめれば黙るのか、気になるところです。