感覚をつかむ、みがく Selpit(セルピット)

自分が感じたこと・色んなことを研究するブログ

本音は語尾に含まれる

私は心優しい良い人でありたいので、下記のような言い回しをよくします。

いい人だけど…

頑張ってるけど…

あの人は凄いけど…

 

けど、何やねん。

それは、なんやと言いますと、

ムカつく、嫌い、キモい、etcです。

しかし、本音をはっきり言うと嫌われるので、オブラートに包んで、何なら相手を若干立てて不満を垂れ流すという、クソみたいな悪癖を育ててしまった訳です。

私の場合、更に最悪なのは、嫌いという本音に自分で気付かないふりをしていた事でした。良い人だけど…で思考停止している状態。

そしてね、そういう癖を放っておくと、損な役回りをします。

良い人だけど…、何とかだけど…、とか言われるような人は基本嫌われ者です。そこで良い人ぶってる人は、そういう人の世話を当てがわれます。

 

この前、ある男友達と飲みに行きました。

本人からではなく、周りから彼が転勤になる話を聞いたので、面倒だけど一応連絡を入れようと思っていた矢先、彼の方からお誘いがありました。

本当はね、彼が転勤しようがどこへ行こうがどうでも良かったんです。ただ、複数人で共通の知り合いの店で会うことになったのでしゃーなしで行ったんです。

そしたら、酔っ払いの奴は私の肩やら何やら馴れ馴れしく触る触る。しまいには俺の女扱いまでしてくる!彼が私に少しだけ気がある事は分かってたけど、ほんまキモいし、ムカつくし、嫌い!って気持ちしかなかった。

 

そこで本音に向き合わされた。

私、コイツ嫌い。触られたくない、会いたくない。彼が悪い人ではない事が分かっているから、こんな事思ってしまう自分に凹みます。でも、嫌いなの。

 

この例も最悪だけど、前職のモラハラ上司に対しても、良いところを見よう、好きになろう、と無駄な努力していたので見切りをつけるまで随分苦しめられました。

職場の上司とうまくやるためのライフハック記事とかありますが、綺麗事しか書いてないクソ記事は読まない方が良いです。嫌いなもんは嫌いなんだから、良いところなんか見たくないのが本音じゃないですか。

 

因みに今の職場の上司とも相性最悪で基本的に嫌いです。入社当時は上手くやろうとするほどから回っていたけたけれど、ハッキリとコイツ嫌い、仲良くなる事は無いと決めた途端、不思議なことに上司の良いところや不器用さゆえの言動だったことが見えてきて以前より付き合いが楽になりました。

 

人を嫌ってはいけないと言い聞かされてきたから、自分を捻じ曲げて正しい枠に無理やり詰め込んできたけど、こんな想いはもう沢山。本音は嫌いなのに良い人ぶってると損しかないです。

 

私、嫌いな奴めっちゃ多いです。

如何なる理由があろうとも、嫌いな奴は嫌いで良いことにします。

二度と会いたくない奴とは、周りに何と言われようと会わなくて良いことにします。

永遠の愛を誓うのと同じぐらい、

永遠に嫌いっていう嫌悪感も尊いものです。

 

この記事を書いた途端に、自分に男運がない理由が分かった。

この話は次回のネタにします。