前回、「相手(パートナー)を邪魔扱いすると、邪魔してくれる」という記事を書きましたので、その続きです。
あれから、またひと悶着ありました。
落ち着きのない二人です(^^;)
前回関係が悪くなる原因として、自分の中に自覚していない隠れた文句がありました。
じぶんの時間を邪魔れるのがウザいと思っていると、それ以上にウザいことをしてきてくれるという話です。
その原因に気づいて反省してからは落ち着いていたのですが、また同じパターンで喧嘩になりました。
これは、隠れた文句だけが原因じゃないぞ、と思いさらに深堀してみると、
彼にされて嫌な事と、彼が私にされて嫌な事が見事に鏡合わせになっていました。
例えばこんな感じ
- 彼が質問に答えてくれない
- 私は喧嘩になると完全に無視する
- お互いに嫌なタイミングでちょっかい出してくる(ウザすぎて大喧嘩に)
そうなる原因として、人間関係を疲れさせる前提を使っていると思い、それも洗い出してみました。
- どうせ自分は受け入れられない
- どうせ自分は理解されない
- だから私には価値はない…
この人間関係を疲れさせてしまう前提って、誰でも少なからず持っていると思いますが、何回掘り起こしても出てくる、しつこい汚れみたいなもんです。
喧嘩の原因をまとめると…
- 自分の中に自覚していない隠れた文句がある
- 人間関係を疲れさせる前提を使っている
- 彼が私にされて嫌な事が見事に鏡合わせになっている
これら三つの要因がありました。
そこで私は、この要因を新しく書き直すべく2点を書き出しました。
- 全く新しい人間関係を築けるならどういう体験をしたいのか
- その体験を得るにはどんな前提あれば実現していくか
しかし、新しい人間関係の前提を決めれば上手くいくと思ったのですが、いまいちピンときませんでした。
くだらない原因のわりに嫌な気持ちを引きずる喧嘩を繰り返してしまう原因はなにか、きっと他になにか原因があるはずです。
そこで、さらに原因を深堀りして気づきました。
私の場合はですが、
彼のムカつきポイントは「相手が鏡である」ということに繋がりました。
つまり、
過去に否定して、自分から切り離した(と思い込んでいる)ダメな自分、ありえない自分、情けない自分、ダサい自分、みっともない自分の部分を見せつけられていたのです。
否定してきた相手は、母親だったり、子供のころのクラスメイトだったり、恋人、上司など、認めて欲しいのに認めてくれなかった執着の対象です。
その度に私は自分の行動を反省して変わる努力をしてきました。
散らかし放題の部屋に激怒した母に漫画を全部捨てられたのがショックでちゃんと片付けるようになったし、お風呂も大嫌いだったけど、クラスの男の子に「フケだらけで汚い」と言われて恥ずかしくなって面倒だけど毎日入るようになりました。
私は社会適合者として成長したと同時に、出来なかった頃の自分がみっともなく、みじめだと感じていました。(黒歴史ってやつ)
彼はそれを平気でやりやがる。
あー、過去に否定した自分が返ってきただけか…。
あんなに否定されて、自分でも恥ずかしいと思って切り離した(つもり)の自分は、ずっと表の自分を見ていて、今か今かと再登場の機会をうかがっていたのです。
そして、満を持して彼という肉体を使って跳ね返ってきている。
そんな過去のダメな自分に対して、さっき決めた新しい前提を使えるかどうか試してきやがる。
- 全く新しい人間関係を築けるならどういう体験をしたいのか
- 大事な時に支えある
- お互いの存在・行動に感謝しあえる
- 心から信頼し、理解しあえる
- その体験を得るにはどんな前提あれば実現していくか
- (自分自身・ダメな自分も含めて)安心感と信頼を感じている
- (自分自身・ダメな自分も含めて)自分を理解し、信頼している
- (自分自身・ダメな自分も含めて)愛されているし、受け入れられる
これに気づいたときに物凄い腑に落ちた感覚がありました。
否定してた自分が帰ってきたんだな。
お帰り…。
パートナーシップの意味
私の場合は、本当にすべての人間関係は自分を知るため、思い出すための仕掛けのようです。彼は本当にソウルメイトなんだな~と思いました(^^;)
本当に大変なことが多いけど、どうしても嫌いになれない人なので、否定して別れなくて良かったな~と思います。
過去からの因縁因果を清算できるかどうか
これまでたくさんの人が私に気づかせようと仕掛けを繰り広げてくれたけど、過去の私には、自分の中を内観する手法がなかったので出来ませんでした。
人間関係において悩みが無い人っていませんよね。
どうしても果たされない思い、繰り返す失望や執着がカルマです。
前世から全く進歩してない精神的課題が出てきているだけ。
心に気付けよ。
その為に誰かが現れてくれる。
その人が心の癖や執着を映し出してくれて、それを見て内側を探す。
見るべきは相手ではなく、変えるべきは環境ではない。
外側はただの現象であって、原因は100%内側にある。
これが事実の真実。
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