救ってやりたい人も、救わねばならない人もいない。
みんな勝手にマイワールドで生きているだけ。
面倒なことをやってるな、もっと上手い立ち回り方があるのにな、と思ってアドバイスしても聞く耳持たない。
終いには恨みつらみ。
アホらしいのでもう知らん。
知ったことか。
勝手にやってろ。
私は全部どうでも良いことにした。
つまり、全部良い事にする。
仇敵が近づいてくるかもしれないが、過去の恨みは許すことにした。
恨みに気を取られるのも面倒だしな。
あの人のやったこと全て許す!
今まで起こった沢山の悲しこと全て許す!
ゆるす、許すよ、もういいよ。
君も気にしなくていい、合わせる顔が無くて苦しまなくていい。
お互いに用があれば、適当に付き合おう。
私はもう誰とも深く付き合う気はないんだよ。
みんなのこと等しく普通に思ってるから。
もう良いんだよ、どうでもいい。
いつも自分のことだけ考えよう。
どんな世界に生きたいか、何をして、どんな気分で過ごしたいか。
海の見える窓辺で、絵を描く仕事がしたい。
猫と暮らす。
爽やかな潮風みたいに、何でもスムーズに進んで私は気分爽快なんです。
夜にはご近所さんと食事したり、恋人がご飯を作りにきてくれる。
シンプルだけど、お気に入りの家具に囲まれて、悠々自適に暮らしている。
夕焼けが美して切ない。
私はいつも感動している。
心を揺さぶり、夢中になって、吸い込まれる。
それは、自然だったり、自分の仕事だったり、周りの人だったりする。
どうせ夢ならそんな夢を見よう。