ムナクソ悪い漫画を読みました。
アル中の父を持つ為に自尊心に欠け、人に尽くし、ダメ男に虐げられても健気に男を愛する自己犠牲型 破滅女が主人公のコミックエッセイです。
作者に恨みはないですが、私は不幸に浸る破滅的な悦楽に虫唾が走るんです。
不幸って、脳内麻薬バンバンでラリって気持ちいいのが分かるから大嫌い。おまけに自己犠牲してる私に悦ってるし。
私って可哀想でしよ!?ね、ね?ねねね?
ああっ(脳内麻薬でキモチイイ)…これ以上はダメっ!でも、いや、もっと…!っていうのが不幸中毒者のジャンクな脳内。キモイやろ。(経験者は語る)
偉いもん見せつけられてたと怒りつつも、なんか既視感あるなーと思ってたら、職場にもこんな奴いるわーって思い出しました。
これに100倍ぐらい輪をかけてタチの悪いムナクソ悪い奴が。
嫌過ぎて病気になって、ストレスで顔面痙攣し出すまで、こんな日々に慣れきってた自分にビックリ&絶望。
人は選んだ色で世界を塗りつぶしてる。
見たくない日常を生きるって、見たくない映画や漫画を嫌々見続けてるのと同じやん!と気付きました。
破滅的な人格と崩壊と修復を繰り返す疲弊した人間関係を見続けることは、私にとって大嫌いな猟奇系スプラッター映画を見せられてるのと同じくらいのストレス。
それを見続けるかどうかは、自分で選べるのにねぇ。
義務教育の洗脳とは、まことおそろし。
見たくなければ消せばいいじゃない。
自分で選んでこの世界を見ておいて、やれ血が飛んだだの、内臓が飛び散って汚いだの、このジェイソンとかいう殺人鬼はどうかしておる!と文句を垂れて、しまいには絶叫ほとばしる拷問シーンで限界が来て、幸せな状態をイメージして現実逃避する脳内ダブルスタンダードぷれい。無駄に高機能な私なのだった。
何で今まで見てたんだろう、さっさと消そう。
失うものは何もない。
最近、全ての恋愛から醒めてしまって、好きな人が一人もいなくなってしまった寂しい私です。
毎週デートしてたイケメン(既婚)の事も急に自己中で幼稚なキモメンに見えてきて2度と誘って来ないで欲しいし、恐る恐るデートに誘ってくる年下くん(彼女あり)もムカつくし、高くて美味しい店に連れて行ってくれるダンディなオジさん(単身赴任)も勘弁して欲しいし、この中途半端な男たち全部自分が引き寄せたんだけど、全員要らないので断捨離します。
素直に、興味ないし、嫌いだし、キモイ。
誘って来ないで欲しいし、一人の時間を邪魔してくんなって思います。
昔振った男が言いました。
相手を選べるのは20代までだよ、君にはもう時間が無いんだよ…。(付き合ってない)
上記の人達も同じこと言うんだろうな。
ほんとに見苦しいから、ダサい捨て台詞とかやめて欲しい。
男ならせめてカッコよく去れよな。
当時29歳の私は思いました…。
確かに、私はもう若くないから寄ってきた人を選り好みせずに受け入れないといけないかもしれない…と。
そして好いてくれた男を受け入れた結果、二番手不倫ばかりの恋愛してました笑
あいつの捨て台詞、全然役立たへんクソバイスやったわ!
今の私は思います。
気にくわない男と無理やり添うぐらいなら、一生一人でいい。
デートをする相手すら居ないのは寂しいからと、孤独な女なんて惨めだからと、気の乗らない誘いを受け続けるお手軽女はお終い。
ものすごーく気が乗ったら、ご飯ぐらい行ってあげてもいいけどね。
人の気持ちとか、要らない物を持ちすぎて頑張ってた私もお終い。
人には傷つく権利があるし、私には拒否して嫌う権利がある。
もうね、
しょうもない映画は色々とお終いです。
お終い。
29歳で女は終わると信じてた頃の自分へ。
59歳でも彼氏居る人はいます。
何歳でも結婚する人はします。
私は35歳でも昔より男にモテてます。
所有しようとするな、手に入れようとするな、何も持たない者は、選ぶ自由を与えられる。
世間も周りも見なくて良い。
子供の頃好きだった世界観を思い出すんだ。