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感覚をつかむ、みがく Selpit!

本・映画のレビュー・自分が感じたことを書く日記

書籍 服を買うなら、捨てなさい 地曳いく子

本のレビュー
服を買うなら、捨てなさい

服を買うなら、捨てなさい

 

シュプールかなんかのサイトで見た地曳いく子さんというスタイリストのお悩み相談コーナーが面白かった。

ファッションに迷える子羊、最大の悩み

どの悩みにも一貫していたのが、ファッションは好きだけど「損したくない、上手くなりたい」というものだった。それに対するアンサーがこちら。

"私はファッションに1000万以上は投資したけど…
失敗もたくさんしたし、使った金額も桁違いだけど、好きなもの似合う似合わないが分かったから無駄だと思ってない”

使った金額は只の経験でそういうもんだってスタンスがカッコいいなと思った。

私も服が好きで今まで相当使ってきたし、無駄買いも多くて、最近の断捨離ブームの時は靴も合わせて一気に200アイテムぐらいは捨てた。金額だと200万ぐらい捨てた事になる。
その時何してたんだろうって絶望したし、もう服なんて要らないって思ったけど、安物の味気ない服ばかり着てると本当に死にたくなった。その時自分は服が好きなんだなーと思ったし、勿体無くてコレクションにしてたお気入りはどんどん着るようにした。
本当に好きで似合う物だけ着たいし、中途半端な「使えそうなお手頃アイテム」を買うから服が増えて好きな服が着れなくなると気づき買わなくなった。それでも相変わらず失敗してるけど。
結局、服が好きなのに服にお金使う事を無駄だと思っている矛盾が自分を苦しめてたなと思う。好きな事に使うなら損しても良いという事にする。

年齢という区切りは見くびらない、見誤らない

あと年齢的に好きな服と年齢的に求められる服装についての悩みにたいして、"40代ぐらいで、何も似合わなくなるときが来る。(本当の年相応という壁?)その時まで好きな服を着たら良い。今好きな服は今しか着れない服。20代30代は好きな物をどんどん着るべし。それ以降は、体力的に好きな服を探すのが辛くなる"っていうのもズガーン!って来た。
今持ってる服がその内似合わなくなる事は分かってたけど、具体的な年齢を言われると重い。確かに二十歳ぐらいに持ってた服は一着もないし、持ってても似合わない事は確か。それに、体力的に探せなくなるっていうのは34歳の現在でもすでに感じてる壁。40代になったとき、服に対する興味があるかどうかも怪しい。

ファッションという尺で見ても人生には確実にスパンがあって、思ってるより短い。今したい事は今しかできない事だからやっといた方がいいよ、後では出来ない事だからって意味と捉えると急に焦ってきた。どーでもいい服着てる場合じゃない。

実用的なアンサーとして目に留まった項目

"一生使えるアイテムなんてない。どんなに良いものでも2.3年が目処だと思ってた方がいい。(一生物なんて探さなくていい?)"
"ファストファッションは買った時点で役目は終わってる。"(服が捨てられない悩みに対して)

"靴だけはワンシーズンに一気に履けない。数は少なくても良いものを買った方がいいし、靴からコーディネートを考えた方がいい。"

 

その道を極めてる人の言葉はどれもこれも、スタイリッシュでカッコいい。